Raspberry Pi Pico 携帯簡易オシロスコープの製作
ぽちお
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電気信号の変動を波形として表示・計測できるオシロスコープ
試験、実験や実証にて電気を観察する測定器で大活躍です。
本記事では、波形表示などちょっとした場面で簡易的に見てみたい場合などに便利な、
オシロスコープの紹介がされていました。
製作に関する詳細な手順や設定の内容など、下記サイトを利用させていただきました。
参考サイト
製作
入力範囲は、ご紹介にあります様に、分圧回路での構成です。
なお、12V対応と共に、そのチェック用のCAL信号を簡易的に考慮してみました。
ProtoType
- 100均を利用:セリアのケース及び板(スペーサ替わり)を使用し、仕上げました。
- レンジ等の確認でも容易な様に、内臓のGENERATORを基に 12V信号出力の昇圧回路を追加
回路図
部品表
本体部の主要部品は、全て秋月電子通商から入手できました。
組み立て
- 本体部を組上げ、波形調整、分圧キャリブレーションを実施
- GENERATOR 12V出力部 昇圧調整(R13)
- BNCコネクタ、ケーブルを作成、取付け
動作
CH1(黄):標準GENERATOR ≒ 3.3V 1KHz 矩形波
CH2(青):↑GENERATOR昇圧 ≒ 12.0V
MiniType
秋月電子のスチロールケース SK-2 (P-07327)を使用し、昇圧無しで小さく 組み上げました。
組み立て
- ICクリップ直(BNC未使用)で小型仕上げ
- 上記同様オーバーシュート調整等
動作
比較・実験等
他の実験用信号発生器を接続し各10KHzにて、デジタルオシロと同時表示
① 10KHz 正弦波
・XR2206 信号発生器キット(中華) 12V 10KHz Sin
・ProtoType
② 10KHz 矩形波
・555 マルチオシレータキット(秋月電子) 12V 10KHz
・MiniType
まとめ
Raspberry Pi Picoを使用し Android「Scoppy」を利用した 「携帯簡易オシロスコープ」
環境に合わせ改良し、携帯・小型に仕上げることが出来ました。
- 組上げ調整時に、波形・発振等、多少の調整の難易がありましたが、許容の範囲で動作できました。
- 簡易的に他のオシロスコープと比較しても引き手を取らず、コストに優れた携帯オシロとして活用したいと思います。
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