【情報工学基礎】指で数える2進数の覚え方、初心者向け、わかりやすく説明
情報技術の基本の1つである「2進数」、他記事
【情報工学基礎】ビットとは?初心者向け、わかりやすく説明
で記した通り、ビットを意識するにあたって、最低限の2進数の暗記をおすすめします。
桁上げ
みじかな10進数、ご存じのように、これは10で桁があがりますが、
2進数では2で桁が上がり、なお、「0」と「1」だけで数値を表現します。
2進数の意識
2進数の1000は、千(セン)ではありません。1「イチ」・0「ゼロ」・0「ゼロ」・0「ゼロ」と呼びます。
2進数になれるまで、0は「ゼロ」、1は「イチ」と声を出し(心の中でも)意識して、
10
「イチ・ゼロ」!
1101
「イチ・イチ・ゼロ・イチ」! と頑張りましょう。
指で数える2進数
右手を準備下さい。
・右手の甲
① 右手を広げ、手の甲を見ます。
② 各指が立っていますよね、指が立っている=「0」とします。
③ 各指とビット列の対応
薬指:3ビット目 中指:2ビット目 人差し指:1ビット目 親指:0ビット目
④ この状態が初期値 各指:立状態 つまり 0 = 「0000」 から スタートです。
0
全ての指が開 = 「0000」
1
親指のみ 折 = 「0001」
次、位が上がります
2
人差し指 折
親指 立 = 「0010」
3
人差し指 折
親指 折 = 「0011」
次、位が上がります
4
中指 折
人差し指 立
親指 立 = 「0100」
5
中指 折
人差し指 立
親指 折 = 「0101」
6
中指 折
人差し指 折
親指 立 = 「0110」
7
中指 折
人差し指 折
親指 折 = 「0111」
次、位が上がります
8
薬指 折
中指 立
人差し指 立
親指 立 = 「1000」
9
薬指 折
中指 立
人差し指 立
親指 折 = 「1001」
A
薬指 折
中指 立
人差し指 折
親指 立 = 「1010」
この法則で数え続け 「A、B、C、・・・E」
F
薬指 折
中指 折
人差し指 折
親指 折 = 「1111」
一連の指の動きに対応させて、ビットを割当て表現します。
ビット指数え表
上記の流れを一連に記します。
まとめ
いかがでしたか、指折を利用した2進数(4ビット列)の暗記方法をご紹介させていただきました。
なお、逆に2進から16進(10進)へ パッ! 0011⇒3(3)、1000⇒8(8)・・・1110⇒E(14)など、頭の中で思い描かれるまで記憶してしまいましょう。