分子と原子、なにが違うの?わかりやすく説明
すべての物は、小さな粒(その物質の性質を示す最小の粒)からできています。これが「分子」で、この分子より小さな小さな物(粒子)、これが「原子」です・・・
この様な説明でよく表現されていますが、わかりやすく説明いたします。
物質とその最小単位
はじめに、「物」と「単位」から説明します。
物質
「物質」と表現すると、理科・化学のような固いイメージを持つかもしれませんが、
すべての物(例えば、空気、水、石、水、植物、動物、人間等)すべて物(物質)です。
最小単位
「単位」 近なものでは、単位mm、1mmは目で見えます。しかしそれ以下を「最小単位」まで小さく小さくして定義づけるとÅ(オングストローム(約0.0000001mm)と定めています。これは、もちろん目で見ることも、通常の顕微鏡で見ることもできません。
つまり、物質とは小さな粒の集合体から構成されています。
分子と原子
物質を小さな粒まで、分解してみましょう。
ここからは、、理論上にて(実際には不可能な行動ではありますが)、わかりやすく「水」を例に説明いたします。
① 一滴の「水」これをハサミで切ります。
・ 0.5適の「水」になりました。
② 今度は、この0.5適の「水」をまた切ります。
・0.25適の「水」になりました。
③ どんどん、このように物質である「水」を切っていきましょう。
・どんどん、ちいさくなりました。
④ もう、これ以上切ったら、水でなくなる所、つまり水の最小な「物質(粒)」、これが「分子」です。
⑤ さて、ここからさらに、この最小の水の物質「分子」これを切ってみましょう。
もう水の「分子」ではなく、まったく性質の異なった物(粒子)、これが「原子」です。
一つの酸素原子O と 二つの水素原子H となりました。
まとめ
分子
- 分子とは、「物質の性質を失わないで存在しえる最小の単位(粒)」な物体
- 原子が複数、結合された物体
原子
- 原子とは、「物を構成する最小単位」な物(粒子)
- 約110種類の原子が発見されていて、1cmの1億分の1位の大きさ
「電子」の存在で必要不可欠な物体(分子と原子)について記事にしました。