20年以上前に個人で作った自作のホームページ、10年以上放置状態から、サイトを復活させる思いで、googleアドセンス審査に挑戦してみました。
当時は、情報に適したしたカテゴリーが適正にサイト内にあれば、検索サービスさんの方から掲載してもよろしいでしょうか?との依頼があった時代です。
当然、アドセンス?どころかgoogle?さえも、まだまだ主流ではなき時代でした。
時代は変わり、web情報も多種多様で豊富な時代、当然、昔の放置サイトなど検索対象外。このような昔の放置サイトでアドセンス審査の挑戦・・・。
審査がかなり厳しいとの情報が多々ある中、
ホームページ・リニューアル(サイトの新装)から11記事 PV0で申請し、ダメもとで準備が整いしだい申請です。 「令和元年(2019)8月末」
合格通知いただきました。
12時間後、サイトリニューアルから準備、申請、一発合格まで、ご紹介いたします。
Contents
グーグルアドセンスとは
Googleの提供しているコンテンツ連動型の広告配信サービス。
自分のwebサイトに広告を掲載するだけで収益が得られるGoogleの無料サービス。
基本的にクリック型の成果報酬、広告内容はユーザーの履歴等により、自動でユーザーの閲覧に最適なものを表示してくれます。
しかし、このサービス利用にはGoogleの審査があり、この審査が年々厳しくなり、難易度が高いとの情報も様々です。
審査基準と準備
審査基準、勿論Google側にありますが、ここでは、web上の一般的な情報をまとめてみます。
アドセンスアカウント
このサービスを利用すべくGoogleのアカウントの取得です。
なお、すでに利用されていると思います(gmailアカウント)との連携でも可能です。
独自ドメイン
数年前にドメインの仕様変更により、プロバイダーサービス、サーバーサービス、無料ブログサービス等、各サービス配下型ドメインでは審査できません。
「独自ドメイン」であることが条件です。
なお、各ブログサービス利用でも、独自ドメインで運用の場合は審査可能です。
また、オリジナル運用及びカスタマイズ便宜性等を考えると、WordPressをおすすめいたします。
ドメイン取得時は、新品のドメインを強くおすすめいたします。
(中古のドメインは(安価であるかもですが)、そのドメインの過去の歴史の情報が見えない所にあるリスクがあり、おすすめできません。)
- 放置サイト、中古ドメインの場合、「下記関連記事」を参考下さい。
- 独自ドメインの取得(なるべく新品ドメインで)
サーバー
Googleでは、サーバーまでの品質定義はされてないと思いますが、今後の安定した運用としてご検討下さい。
ホスティングサービス、プロバイダー、ブログサービス(安定した通信企業等)のサーバーでは、問題はないかと思います。
しかし、不安定な通信状況のサーバー企業または個人サーバー(その機器品質も含む)の場合、サイト展開(表示時間)等に問題があると、そのサイト自体の品質性を問われかねません。
- 今後の安定した運用に「下記関連記事」を参考下さい。
- 通信品質の良い、安定したサーバーで運用
サイト作成ツール
企業、お店、ネットショップ等、企業特化の多い、「ホームページ型」作成ツールもありますが、ここでは主たる目的が異なるため、独自で情報を配信(投稿)するサイト、「ブログ型」でのサイト作成ツールで検討を行いました。
ブログサービス型
企業側のサーバーで運用。
万能で使いやすく、条件(有料)にて収益可能や独自ドメインでも運用が可能なところもあります。(はてなブログ等が一般的で有名です)
独自運用型
独自でサーバーを借りて運用。
WordPress(ワードプレス)が有名で、そのソフトをサーバーへ組込みを行い、各様々な設定が必要となりますが、その分自由度は高く豊富なフラグインとツールでの運用も可能です。
私は、このWordPressを選択し、さらにその「テーマ」で、「jin」(ジン)を組込みました。
- 「Wordpress」自由度が容易で、多くの方利用されている。
➡ 他の方の情報等が多い、参考になる - 「テーマ」を利用し、サイトデザイン及び機能の充実化
禁止コンテンツ
Google AdSenseを利用するにあたり、ポリシー違反となる、禁止コンテンツが定義されています。 禁止コンテンツはもちろんNGですが、少しでも疑わしいと思われる(可能性のある・類似している)、内容の掲載は不適格とされるようです。
下記、Googleサイトを参照下さい。
サイト構成
WordPress テーマを組込み、テーマ「jin」の様々なユーザーさんのデザインを参考に、各部設定とサイトデザインの構築です。
サイトリニューアル
過去コンテンツの引継ぎ(リニューアルにどこまで取入れるべきか・・・)?
旧サイトの必要最低限の情報のみ固定ページに反映させました。
旧サイトからの移植(一部を記事化)
① 旧サイトはHTML形式、その情報(テキストコード)の準備
② WordPress のプラグイン 「Classic Editor」組込み有効化
③ 投稿のテキスト域にて①から貼り付け
④ エラーの修正、表示枠及び位置調整
⑤ リンク等、現状の情報との矛盾点修正
(リンク先URLの存在及び内容のチェック)
リンク先のリンク切れエラーまたは、リンク先内容の(著作権)等も「審査」の影響性も考えられます。 注意して準備しましょう。
ページ構成
一般的にAdSense審査に優位とされているページについて、WordPressのウィジェット機能を用いて構成しました。
プロフィール
プロフィール名、肩書き及び説明を、簡単な自己紹介で記述(サイドバーのみ(専用ページ未作成))
カテゴリー
リニューアルで最低限のコンテンツを、3つのカテゴリーで構成
検索、アーカイブ
サイドバー表示
固定ページ
旧サイトから固定ページに移植、2記事
サイトマップ
WordPress のプラグイン 「Table of Contents Plus」を組込み自動表示
プライバシーポリシー
AdSenseのコンテンツポリシーにて必須コンテンツとして定義されているプライバシーポリシー、WordPressのひな型を参考に作成
お問い合わせ
WordPressのプラグイン「Contact Form 7」を組込み使用
記事のボリューム
サイト申請時、公開させていた記事については、サイトリニューアル後の令和元年07月・08月の記事、以下その記事及び文字数です。
タイトル | カテゴリー | 記事・固定 | 文字数 |
理想と現実の室内犬の飼い方 | dog | 固定 | 9848 |
HDML | web | 固定 | 3350 |
ホームページ・掲示板の放置が引き起こす危険性 | web | 記事 | 449 |
時代を通じて、ホームページを見つめ直す(コンテンツ編) |
web | 記事 | 1226 |
時代を通じて、ホームページを見つめ直す(サーバー編) |
web | 記事 | 2250 |
ドメインの過去・歴史を調べる方法 |
web | 記事 | 2173 |
ファームウェアとは、ハードを制御するソフトウェア |
電子工学 | 記事 | 1300 |
分子と原子、なにが違うの?わかりやすく説明 |
電子工学 | 記事 | 872 |
原子と電子の関係 |
電子工学 | 記事 | 1720 |
電気と電子、なにが違うの?(歴史編) |
電子工学 | 記事 | 1909 |
電気と電子、なにが違うの?(流れ編) |
電子工学 | 記事 | 1623 |
- 3カテゴリー、11記事
- 1記事平均:2429文字
- PV:0
- アイキャッチ画像(全て)・記事内説明画像、イラスト
➡ フリー素材+オリジナルで作成
説明用画像及びイラスト等、その許可・著作等も「審査」への影響性も考えられます。
注意して準備しましょう。
サイト分析ツールへの連携
webサイトの状況など分析に便利なサイト運用ツール、サーバー提供型または独自組込み型等色々あると思います。
審査にあたり、そのツールにもGoogleで提供されているものを利用させてもらうことにより、その信憑性アップへ、及びサイトの将来性にも登録しましょう。
・アクセス解析 Google Analytics
・サーチコンソール Google サーチコンソール
解析・分析にて、その現実(PV等)に落胆していますが、今まで数年間と長い間放置してきた結果です。
最終準備
申請に向けて、最終的に再チェックいたしました。
リンク状況
サイト内外へのリンク切れチェック、不要な(無用)なリンク先の解除。
アフィリエイト
ここでの、主たる目的はGoogle AdSenseのため、アフィリエイトのリンクは行いませんでした。
情報端末・携帯機器
サイトの表示、動作、文字化け、重なり等 PC以外の情報端末でも動作チェックを行い、特に適正表示のチェックを行いました。
・画像(過剰表示の注意)、表等のずれ、文字化け
まとめ
Google AdSense 申請後、約半日後一発で合格できました。
合格には、毎年審査が厳しくなっている、何度も落とされている、ハードルが高すぎる等様々な情報がありますが、私のような、20年以上前の自作HP、10年以上放置状態のサイトでも、合格できました。
少しでも参考頂ければ幸いです。
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